初めてマイホームを建てる人必見!注文住宅で家を作る時の流れと選び方などを紹介します

誰もが憧れる注文住宅を建てるためには、さまざまな行程を経る必要があります。
漠然とマイホームを持ちたいと考えていても、行動しなければどうしようもありません。
そこでどのような流れで家を建てれば良いのかを知りたい方もいらっしゃるでしょう。
このコラムでは購入までの流れを簡単に説明し、新しく家を購入しようと考えている人にとって、少しでも役に立てる内容に出来るようにしています。
興味のある方は是非ご覧ください。
初めてマイホームを建てる人必見!注文住宅で家を作る時の流れと選び方などを紹介します
注文住宅を建てる際の流れとしてはまず土地を見つけて、そこにどのような家を建てたいのか考え、考えている家に近いデザインのものを建てられるハウスメーカーを探して、建築して貰うという感じです。
その際に注文住宅を建ててくれるハウスメーカーの選び方は、まず住宅展示場を見学しに行くと良いでしょう。
その理由として、展示場には様々なハウスメーカーが一番自信のある家をモデルルームとしているからです。
それを見れば、自分が求めている家を建てる技術を持っているか見極めることが可能です。
注文住宅でおしゃれな家にするためのポイント
おしゃれな注文住宅を叶えるには、空間をいかに有効活用できるかがポイントになります。
天井と床の空間をいっぱいに使うのが、賢い設計なのです。
たとえば壁面を最大限に使えば収納を設けることができますし、防音効果を高めることもできます。
注文住宅の壁を収納スペースにすると、圧迫感を覚えることを懸念する人がいるかもしれません。
しかし壁面収納のカラーと素材を統一し、できるだけフラットな構造にすれば圧迫感が軽減され、かつおしゃれな内装も実現できるのです。
さらに注文住宅の設計では、キッチンなどにわずかなすき間が生じてしまうこともあります。
住宅メーカーが提供する設備が上手くハマらないのです。
この状況では、パントリーを設置することがポイントになります。
一般的にはデッドスペースになってしまいがちな場所を、収納スペースとして活用できるのが注文住宅の魅力なのです。
ツボを押さえた間取りにして、便利で見た目にも優れている快適空間を叶えましょう。
注文住宅の外装はデザインと機能性で選ぶ
自慢できるようなお洒落な注文住宅を建てたいときには、外壁塗装のカラーにもこだわるのが一般的です。
しかし建物の外部は常に厳しい環境に晒されるので、デザインだけではなくて外壁材の機能にもこだわる必要があります。
特に雨や風に加えて激しい温度変化にも強い外装材は、永住に最適な注文住宅を建てたいときにも最適です。
また建材に関する商品知識が豊富な工務店と相談すると、施主の希望する条件に合った資材を使ったプランを提案してくれます。
そして地震や台風などのリスクも抑えたいときには、技術開発を行うハウスメーカーのプランを選ぶ方法があります。
様々な実験を通じて耐久性が裏付けられた外装材を使うと、長期にわたって建物の状態を良好に維持できます。
汚れが付きにくい材質を選ぶのが、建物の美しさを長期間維持するためのポイントです。
個別の会社の家づくりへのこだわりを調べると、発注に最適な工務店やハウスメーカーを選べるようになります。
使い勝手やテイストから内装デザインを決める
注文住宅のデザインを決めるときには、大まかなイメージから具体的なアイデアが決まっていくことが多いです。
しかし注文住宅は自由な選択が可能ですから、この手順で決めるべきというルールがあるわけではありません。
使い勝手やテイストからアイテムを決めていき、そこから内装デザインを決めていく手順もあります。
具体的なアイテムとしては電源スイッチや照明、ドアなどが挙げられます。
専門的なお店に行くとどれも面白いデザインのものがあります。
気に入ったものをピックアップしていき、そのテイストからイメージを固めていくのです。
設計事務所の建築家はもちろん住宅設備のデザインに詳しいです。
抽象的なイメージよりも、具体的なアイテムを提示されるほうが、仕事がしやすいケースは少なくありません。
使いたいアイテムを出して話が進める手順のほうが、理想の注文住宅に近づく可能性があります。
住宅設備の使い勝手やテイストにこだわりがある人はぜひ検討してもらいたいです。
フルオーダーとセミオーダーでは注文住宅の仕様は異なる?
不動産会社が販売する住宅はある程度カスタマイズできるので、注文住宅と建売住宅の境界線はあまり明確ではないのが実情です。
しかし住まいに徹底的にこだわりたい人たちは、迷わずにフルオーダーの注文住宅を選びます。
建築士に設計を依頼することで、土地が狭かったり変形している場合でも完成度の高い家が建てられるからです。
けれども設計を依頼すると工事を始めるまでに数か月程度の準備が必要であり、結果として完成までに長い時間がかかってしまいます。
そのために早期にこだわりのある住まいを完成させたい施主は、セミオーダーのプランを選んでいます。
確かにセミオーダーの場合には、選べる仕様がある程度制限されることが多いです。
住んでいる人が高く評価しているプランから選べるので、完成した後で後悔するリスクは小さくなります。
したがって家づくりのプラン選びで迷っている場合でも、定番の間取りと設備の活用で理想の住まいが実現できます。
注文住宅と分譲住宅の違いと注文住宅のメリット
間取りや外観が大体決まっているのが、不動産会社が各地で販売している分譲住宅の特徴です。
確かにある程度は購入した人が設備や間取りを選べますが、選択肢は限られており制約条件もあります。
しかし注文住宅であれば、施主が希望する条件を家づくりで最大限に反映させることも可能です。
とくにライフスタイルに合わせて自由自在に設計できるのが、注文住宅の最大のメリットです。
一方で間取りを決めるのに時間がかかるので、注文住宅の完成までに1年以上必要になることも珍しくないです。
けれどもPC工法などを活用すると、工場で製造された部材の活用のメリットを生かして工期を短くできます。
そのために間取りなどに強いこだわりを持っても、比較的スピーディーに家を完成させられます。
更に工事期間も短縮で人件費も減らせるので、結果として施工費用も抑えられます。
したがって分譲住宅並みの価格でも、クオリティーの高い注文住宅を建てることも容易になっています。
注文住宅の契約から引き渡しの流れ
注文住宅の契約後は、土地を所有しているかどうかでその後の流れが異なります。
今回は土地探しから始めた場合のケースを見ていきましょう。
注文住宅の契約後に最初に行われるのは、地盤改良工事です。
建設の安全を祈願する地鎮祭から始まると思っている人は多いですが、地盤の強度を改善しないことには地鎮祭が実施できないのです。
ちなみに地盤が表層改良工事だけで済んだ場合の費用相場は、約20万円となっています。
そして地鎮祭には、初穂料の3万円にプラスして多少の供物代がかかるのです。
神主さんは、住宅メーカーのスタッフが手配をしてくれます。
安全祈願が終わると、いよいよ着工です。
着工後は、1週間にい回程度のペースで建設地に足を運んで、注文住宅の進捗状況を確認するようにしましょう。
さらに着工してから1カ月ほど経過すると、上棟式を実施するのが一般的となっています。
上棟式の後は半年から1年くらいで注文住宅が完成し、引き渡しという流れになります。
すでに住宅がある土地で建て替え工事をするケースでは、進め方が異なるので注意してください。
注文住宅の坪単価から建物の費用を概算する
"坪単価はとても重要になりますが、注文住宅を建築するときにはとても重視しなければいけません。
坪単価が高ければ高いほど、その注文住宅の値段は高くなります。
もちろん最初から土地を所有している場合は別ですが、土地もない状態で注文住宅を建築するとなれば、土地の単価はぜひ気にしておきたいところかもしれません。
東京都内の23区は、これが非常に高く中央区等は地方の100倍位の値段になります。
絶対にそういうところに住まなければいけない場合を除いて、わざわざそのようなところに土地を購入するのは妥当ではありません。
これに対して地方の場合には、当然ながら東京都内に比べると単価は低く設定されています。
当然お買い得になるものの、だからといって安易に購入するべきではないでしょう。
なぜなら、資産価値なども考える必要があるからです。
投資家で内情はそこまでこだわる必要は無いかもしれませんが、売却するとき全く価値がないような場所だと、将来的に苦労することが目に見えています。
それをよく考えた上で、将来を予測しながら建築する必要があるわけです。
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注文住宅で間取りを決める時のポイント
ファミリー層が注文住宅を建てるときには、できるだけ南側に部屋が配置できるような間取りを希望します。
しかし在宅時間が短い共働きの夫婦の家づくりでは、日当たりの優先順位はあまり高くないのが実情です。
このようにライフスタイルによって希望する住まいの条件は異なっており、プラン選びでニーズを的確に把握することが大きな課題です。
注文住宅の設計と施工に特化した会社を活用するのが、使いやすい設備と快適な部屋が充実した家を建てるためのポイントです。
様々な工法を駆使する会社であれば、傾斜地や地盤が弱い場所でも安心して生活できる住宅を建築することが可能です。
落ち着いた居住環境を求める場合には、プライバシーの確保が容易な間取りにすることが重要です。
とりわけ二世帯住宅では、両親が暮らす空間と子供の家族が生活するスペースの独立性の確保が大きな課題です。
提案力がある住宅メーカーに希望を伝えると、最適な部屋と設備の配置を示してもらえます。
注文住宅を建てられるハウスメーカーと工務店の違い
ハウスメーカーの注文住宅を建築する場合には、工務店との比較をしておいた方が良いかもしれません。
それぞれの違いは、やはり地域密着なのかそれ以外の違いかといったところにあります。
はっきり言えば、工務店といっても様々な種類があるため、一概にすべてのところが地域密着しているとは言い難い部分があるわけです。
それ故、必ず地域密着型になっているかどうかと言うのは、実際にホームページなどを見て確かめた方が良いかもしれないです。
一方でハウスメーカーの場合には、あまり地域に密着していない傾向があります。
具体的には、全国展開しているところになるため、地元とはそこまで深いつながりを持っていないわけです。
これを考えるならば、注文住宅の建築の際一体何を重視するかで決めるのが良いかもしれません。
重要視をするのが、細かいアフターサービス等であれば工務店を選んだ方が良いかもしれません。
やはり、細かなサービスをしてくれるのは間違いのないところです。